高校受験wiki(その他) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
地域性として、秋田県・福島県・長野県・富山県・広島県・熊本県などの一部では、出身大学ではなく、出身高校ごと(広島県では出身私立中高一貫校)に学閥が形成される傾向があるため、中学浪人をしてでも名門高校に進学しようとする生徒が存在する。
そうした生徒のための全日制の高校受験予備校も存在し、また、出身中学校でも一定の支援体制を整えている場合が多い。
また、高等学校卒業程度認定試験(高認)を受検して、高等学校に進学することなく、高等学校卒業程度の学力が必要な資格(大学進学、国家試験受験)を得る人もいる(ただし、高認合格者で、高等学校在籍経験がない場合は、集団生活適応力の欠如の疑い等により、一般企業の高卒対象者の就職試験の資格がなかったり、高卒対象者の就職選考に洩れる第一要因になるケースが生じている)。
なお、司法試験1次試験は大学2年修了程度の学力を検定するが、これにより、高校卒業や大学入学資格が認定されるわけではない。
試験内容
入試の科目数は、公立は多くが5科目、私立は3科目が多い。その他に面接試験を課したり、1つの科目を2つに分けて2日間実施したりするところもある。また、1960年代まで公立では実技教科を含めた9科目で実施していた学校も多かった。
高校入試への批判
日本の高校入試は学科間・学校間の序列が大きく、過酷な受験競争を中学生に強いているといわれている。また、内申書の支配が中学教育の権威主義と管理主義を生み出し、中学生を苦しめているという批判がある。
高校入試を廃止することにより学校間の序列が解消され、生徒の努力次第でどの高校からも一流大学への進学が可能になるという意見がある。
諸外国の高校受験
アメリカ、イギリス、カナダなどでは一部の私立のエリート校をのぞくと高校入試は存在せず、総合学科のため、日本の高校のような学校間の序列は存在しない。
フランスやドイツなどのヨーロッパ諸国では、大学進学を目的とする普通科課程の中等教育学校、卒業後に技術的な専門教育へと接続する技術科課程の中等教育学校、職業人として社会に出る準備をおこなう中等教育学校のいずれかに進学するための選抜がおこなわれるが、所定の学力の基準点に達していれば合格とされ、同一種別の学校間の序列は存在しない。


